環境保護
ヴァルプラ社は、環境保護政策方針に則って、有害物や汚染成分を残さずに無害な製品を実現することを選択し、未来の世代のために地球保護に還元しています。
ニッケルや鉛などの重金属は、飲料水に触れると人類や環境にとって有害な成分を生じる可能性があります。
特に鉛は、蛇口のコックを旋盤で加工する段階で生じる熱分と接触することによって飲料水を汚染し、人間の体内に蓄積され、20年以上残留します。幼児や乳児は鉛中毒には更に敏感で、中枢神経系に蓄積されて、時の経過とともに学習能力に困難をきたす他、カルシューム分の蓄積を妨げ、その結果骨がもろくなることが証明されました。
大人の場合、鉛中毒の主な症状は、血管に負担がかかるためにおこる重症貧血や毛細血管の壁の感度が鈍るために生じる高血圧です。
一方ニッケルは、クロム・メッキの段階以前の蛇口システムに直接触れることにより、水の通り道に当る、正にその内部の一片に浸入し、その結果その金属が放出されます。
金属としてのニッケルの毒性はよく知られていない一方で、直接皮膚に触れたり、それを含む食物を飲み込むことによっておこる金属アレルギーは、非常に多く知られています。
国によっては、蛇口システムから出る飲料水に含まれる鉛やニッケルの濃度に対して多大な限定処置を講じています。
現在のところアメリカ合衆国、カナダ、オーストラリア、ニュージーランドがこうした意味での限定的な規定を公布しています。
常に環境には最大の注意を払っているヴァルプラ社は、こうした規定の導入は無視できないものと判断するに至り、重金属の損失を制限するために、蛇口とその付属品の全製品にPWP(ピュア・ウォーター・プロセス)加工を実施しました。
こうした処置のために、亜鉛メッキ工程サイクルを導入し、蛇口の栓を旋盤で加工する段階行程において内部に溶け込む鉛を完全に撤去(クリーン・リード)するために化学システムを役立て、電気メッキ・システムが飲料水と接触してニッケルが浸出するのを抑制します。
ヴァルプラ社の蛇口とその関連部品にこうしたプロセスを行った結果、飲料水への浸出に関して、鉛は11ppb (μg/l) 以下、ニッケルは20ppb (μg/l) 以下でした。
現在ヴァルプラ社のカタログにある全ての蛇口およびその付属品には、より良い未来と世界のためにPWP加工が施されています。